印鑑素材の最高峰の象牙。白く美しい逸品で一生ものを
数ある印材の中でも最も有名でかつ最も印鑑に向いているとされるものが「象牙」です。
象牙は朱肉とのなじみが大変良く、摩耗に強く使うほどに持ち味が出てきます。また、その希少価値が更に人々に象牙印鑑への憧れとも言える思いを大きくしています。
実印や法人印など重要な印章を作るときに誰もが一度は検討するのが象牙ではないでしょうか。
そんな象牙印鑑ですが、どこの印鑑ショップでも売られているわけではありません。
象牙の取引はワシントン条約で厳しく制限されています。日本国内で象牙を取り扱うことができるのは経済産業省に認定された特別な業者のみで、すべての業者が取り扱うことができるわけではないのです。
当サイトでは正規の象牙を取り扱っている印鑑通販サイトをご紹介しています。
ここのところネット印鑑通販大手のハンコヤドットコムなど象牙の取り扱いを取りやめるショップが増えてきています。
今後は更に入手することが困難になっていくのは確実です。
まだ販売されているうちに早めにご購入されることをおすすめします。
おすすめ象牙印鑑通販ショップ
象牙取引における経済産業省認定の事業者の中からおすすめの通販サイトをピックアップしています。-
はんこプレミアムYinkan.com
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はんこプレミアム株式会社の運営する印鑑通販ショップ経済産業省認定象牙取り扱い業者 認定事業者番号 T-3-12-30822
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平安堂
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60もの実店舗を運営する信頼の印鑑専門店経済産業省認定象牙取り扱い業者 認定事業者番号 T-3-12-00444
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職人工房
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創業40年の実績。職人工房リテールグループ経済産業省認定象牙取り扱い業者 認定事業者番号 T-3-12-30826
なぜ象牙が印鑑素材として重宝されるのか
象牙の印鑑は印鑑の王様とまで言われ、昔から今日に至るまで高い人気を誇っています。印材は他にも多くの種類がありますが特に象牙が良いとされるのにはいくつかの理由があります。
まずはその高級感が支持される理由の一つです。
- 真っ白でもなく黄ばんでいるわけでもない光沢のある絶妙な色合いの象牙色
- 持った指に吸い付くような手触り感
- 目の詰まった素材のずっしりとくる重量感
これらの素材の見た目や触り心地だけでなく印鑑としての機能も他の追随を許しません
- 一生ものとして末永く使える耐久性と耐摩耗性
- 朱肉によく馴染み、美しい印影が出る捺印性
これらの印鑑として求められるポイントをことごとく満たしている上に材質としての希少性が掛け合わされ、あらゆる印材の中で最高のものとして愛され続けているのです。
象牙印鑑の種類と品質ランク
本物の象牙から作られていればすべて同等のものかといえばもちろんそうではありません。まず象牙の個体ごとに品質が違います。同じ程度の質の象牙から彫り出された素材でもその部位によってもかなりの品質差が出てきます。
象牙印鑑の最も品質が高いとされるものは先の方の中心に近い部分になります。その辺りはしっかりと目が詰まっているために丈夫な素材となるのです。
象牙の中心には芯があります。この芯の周りが高品質な部位になるのですが、芯自体を含むものを特に「芯持ち」と呼んで最も高品質な部位とされています。
当然、品質の高い部位になるほど値段も高くなるのですが、もう一つ高級品とされ高価な象牙印鑑があります。通常、象牙は縦方向に切り出しますがそこをあえて横向きに切り出すものがあります。横向きにすることで強度は落ちてしまいますが円心状に美しい模様が現れます。このように横向きに切り出されたものを「日輪」や「横目」と呼び、その希少性から高級品として高価で販売されています。
一般的に販売されることの多い象牙印鑑は芯持ちではなく横目でもないものです。その中でも目の詰まり具合や色の濃淡などで高品質、並の品質などがわけられています。よく販売店で「極上」や「高級」などと付けられ、価格が違うものが売られていますがそれらはその品質によって区別されているのです。
この「極上」「高級」または「特選」などの呼称は取扱店舗によってまちまちです。あくまでその店の象牙印鑑の質を区別するためにあると理解しておきましょう。
ネット通販店における象牙印鑑の価格相場
象牙印鑑のネット通販価格は店によってかなりの価格差があります。実店舗を持つショップは比較的高値が付けられています。
また、同じ店で販売されている象牙印鑑でも、その品質ランクや大きさ(直径)によって価格は変わってきます。
芯持ちや日輪と呼ばれる特殊なものは希少価値が高く、他の印材と比べるとレベルの違う価格設定になっていることもよくあります。
上を見だすとキリがありませんので、ご自身の予算と相談しながらお店や品質ランクを決めるようにしましょう。
ただし、たとえ激安でも、経済産業省認定以外の店舗のものには手を出さないようにしましょう。不法な象牙取引であるばかりでなく、偽物の象牙である可能性は否定できませんから。
象牙印鑑の偽物や粗悪品に注意しよう
希少性が高く高額で取引される象牙ですから、偽物や粗悪品が出回ることもあります。
象牙と性質のよく似たマンモスの牙が使われていたり、余った象牙の余せ集めだったりするかもしれません。
とは言っても、本物の象牙かどうかを普段見慣れていない素人が判断するのは難しいことです。
購入する際は、自分で最低限できる対策だけは取るようにはしましょう。
例えば、極端に安い店は避ける、経済産業省認定以外のお店は利用しない。
この2つを守るだけでも粗悪なものをつかまされる確率はぐっと怟くなります。
まずは信頼できる印鑑ショップを選ぶところから始めましょう。
欠けた象牙印鑑を彫り直す
欠けてしまった象牙印鑑を修理や彫り直しできる?
象牙印鑑のお手入れとメインテナンス
象牙印鑑をお手入れして大事に保管しよう。メインテナンス方法
高級な象牙印鑑だからこそ手彫りで仕上げたい
手彫りと機械彫りや手仕上げなど象牙印鑑の彫り方の違い
象牙印鑑を買取してくれる業者もある
希少な象牙印鑑を買い取ってくれる業者もある
象牙印鑑は贈答用としても喜ばれる
就職祝いや出産祝い、贈答用にも向く象牙印鑑
ワシントン条約での規制で今後はなくなる可能性も
象牙印鑑は販売が禁止されていないの?
実印や銀行印に最適な象牙印鑑。セット販売がおすすめ
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